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ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~西ノルウェーフィヨルド群-ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド・ブリッゲン・アルタの岩絵・ヴェーガ群島・ウルネスの木造教会・シュトルーヴェの測地弧・レーロース鉱山都市とその周辺~





ノルウェー 世界遺産 北欧 自然

ノルウェーの世界遺産と北欧の自然

「皆さんは、ノルウェーという国をイメージした時に、何が頭に浮かびますか?」
「フィヨルドですかね。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「炙りたてのスモークサーモンを思い浮かべる方も、多いかも知れませんね。」
「そうですね。」

「スモークサーモンと言えば、スモークサーモン あるいは燻製サケは、魚料理のひとつである。塩漬けしたサケを燻煙乾燥して燻製にしたもの。スモークサーモンには脂乗りのよいキングサーモンが向いているが、日本ではベニザケが使われることも多い。」

「最近では、村上春樹氏の「ノルウェイの森」を思い浮かべる方も多いかも知れませんね。」
「はい。」

「村上春樹氏の「ノルウェイの森」と言えば、日本の小説家・村上春樹の長編小説である。また、それを原作とした映画作品。1987年9月、講談社から書き下ろし作品として上下二分冊で刊行された。1991年4月に講談社文庫として文庫化、2004年9月に文庫改訂版が出された(なお、単行本にはあとがきが付されているが、文庫版には掲載されていない)。」

「ノルウェーは、エドヴァルド・ムンクの「叫び」でもおなじみの国ですね。」
「はい。」

「エドヴァルド・ムンクと言えば、19世紀~20世紀のノルウェー出身の画家である。『叫び』の作者として有名で、ノルウェーでは国民的な画家である。現行の1000ノルウェー・クローネの紙幣にも彼の肖像が描かれている。生と死の問題、そして、人間存在の根幹に存在する、孤独、嫉妬、不安などを見つめ、人物画に表現した。」

「ムンクの青ざめたあの顔をイメージされた方も、いらっしゃるでしょう。」
「そうかも知れません。」

「しかし、やはり、ノルウェーの印象を語る上で最も欠かせないものは、世界遺産「フィヨルド」ですね。」
「そうですね。」

「ノルウェーで初めて登録された世界遺産「西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド(自然遺産)」がありますよ。」
「はい。」

「ネーロイフィヨルドと言えば、ノルウェーのソグン・フィヨーラネ県アウルランドに位置するフィヨルドである。ソグネ・フィヨルドの支流であり、長さは20km、幅は250mである。2005年にネーロイ・フィヨルドは、西ノルウェーフィヨルド群ーガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドとして世界遺産に登録された。」

「ガイランゲルフィヨルドと言えば、ノルウェー南西部の峡湾である。ストールフィヨルドの支湾の一。同国屈指の観光地として知られる。2005年、「西ノルウェーフィヨルド群、ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。」

「「フィヨルドって何?」という方も、多いかも知れませんね。」
「そうですね。」

「フィヨルドは、壮大な氷河と湾の絶景が、どこまでも広がる世界遺産ですよ。」
「はい。」

「フィヨルドという言葉には、「内陸へ入りこんだ湾」という意味がありますよ。」
「そうなんだ。」

「氷河に囲まれた渓谷部分に、水が入り込んでいる形になっていますよ。」
「はい。」

「この絶景は、北欧ならではのものですね。」
「そうなんだ。」

「ノルウェーと言えばフィヨルド」と言うよりも、「北欧と言えばフィヨルド」というイメージを抱いている方が多いでしょう。」
「そうですね。」

「フィヨルドは、ノルウェーを代表する世界遺産として有名なスポットですよ。」
「はい。」

「その規模は、2万キロメートル超もあり、すべてのエリアを観光することは、中々難しいスポットですよ。」
「そうなんですか。」

「そのため、この世界遺産を観光する場合は、「ガイランゲルフィヨルド」、「ハダンゲルフィヨルド」、「リーセフィヨルド」などの観光に特化した部分を、ピンポイントに見学するのがおススメですね。」
「わかりました。」

「リーセフィヨルドと言えば、ノルウェーの南西部ローガラン県フォーサンにあるフィヨルドである。名前はノルウェー語で「光のフィヨルド」を意味する。周辺で見られる花崗岩が光る性質を持つことからこの名が付いたといわれる。水面からほぼ垂直に1000m以上伸びる絶壁シェラーグやプレーケストーレンなどの有名観光地があることで知られている。」

「ハダンゲルフィヨルドと言えば、フィヨルドの中でも特になだらかで、牧歌的な風景をもつハダンゲルフィヨルドは、ベルゲンやヴォスからアクセスが便利な所にあります。」

「ガイランゲルフィヨルドと言えば、ノルウェー南西部の峡湾である。ストールフィヨルドの支湾の一。同国屈指の観光地として知られる。2005年、「西ノルウェーフィヨルド群、ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。」

「ノルウェーは、フィヨルドを始めとして、どこまでも続く緑と水辺があらゆる場所に展開する風光明媚なスポットですよ。」
「はい。」

「フィヨルドのような世界遺産の他にも、歴史的建造物・保護区域などが、様々な場所に点在していますよ。」
「そうなんですか。」

「その他の世界遺産として、現在でも内部でミサが行われている「ウルネスの木造教会」や、伝統的な技法で完全に修復された木造倉庫が延々と並ぶ「ブリッゲン」がありますよ。」
「はい。」

「木造倉庫が延々と並ぶ「ブリッゲン」と言えば、伝統的な技法で完全に修復された木造倉庫が延々と並ぶ「ブリッゲン」。ブリッゲン地区は世界遺産となっており、ハンザ同盟時代の木造倉庫群である。この木造倉庫群は、今では土産物屋や若手の芸術家たちのオフィスやアトリエとなっている。」

「ウルネスの木造教会と言えば、ノルウェーのソグン・オ・フィヨーラネ県にある。ノルウェー語でスターヴは、「垂直に立った支柱」のこと、キルケとは教会のことである。教会が建築されたのは、1130年前後と推測されている。ウルネスの教会建築は、キリスト教建築とヴァイキング建築が結びついた、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。」

「かつて重要な鉱山地帯として発達したエリアである「レーロースの鉱山街とその周辺」や、古来のペテログリフ(岩絵)を保存している「アルタの岩絵」、一万年以上も前から人が住んでいたとされる「ヴェーガ群島」、地球の大きさを正しく観測する上で必要不可欠だったスポット「シュトルーヴェの測地弧」などがありますよ。」
「いろいろあるんですね。」

「シュトルーヴェと言えば、シュトルーヴェの測地弧は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群である。」

「ヴェーガ群島と言えば、ヴェーガはノルウェーのヌールラン県の都市である。地方自治体となったのは、1838年1月1日のことである。「ヴェーガ」は、ヴェーガ群島の6500の島々を含んでいると同時に、その中の主島の名前でもある。面積は163 平方km である。」

「アルタと言えば、ノルウェーのフィンマルク県にある基礎自治体である。行政の中心はアルタ町にある。この地域には前4200年から前500年にかけて描かれたアルタの岩絵があり、ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「ペテログリフと言えば、象徴となる岩石や洞窟内部の壁面に、意匠、文字が刻まれた彫刻のことである。ギリシア語で石を意味するペトロとグリフ(彫刻)の造語である。日本語ではペトログラフと呼ばれることもあるが、通常は岩絵と呼ばれる。また線刻(画・文字)と呼ばれたり、岩面彫刻、岩石線画、岩面陰刻と訳されることもある。」

「レーロースと言えば、1838年1月1日に設立された自治体である。1926年に4つの自治体に分割されたが、1964年1月1日、再び4つの自治体が合併し現在に至っている。ソール・トロンデラーグ県に所属している。」

「これだけの世界遺産が保有されているというだけで、驚嘆してしまいますね。」
「はい。」

「いずれの世界遺産も、日本ではほとんど知られていませんよ。」
「そうなんですか。」

「「世界遺産なんて見るより、近場で遊びたい」と考える若者も、ずいぶん多くなっているようですね。」
「はい。」

「しかし、これらの世界遺産がこれから話題になる可能性も十分にありますよ。」
「そうなんだ。」

「世界遺産は、一生に一度は足を踏み入れておくべきスポットですよ。」
「はい。」

「後から「あの世界遺産を見ておけばよかった」と思うことにならないように、行けるうちに観光しておかれるのがおススメですよ。」
「わかりました。」

「特にノルウェーは、デンマーク、フィンランド、スウェーデンなどの美しい北欧の大地に囲まれた国としておなじみのスポットですね。」
「はい。」

「もし長期間にわたって観光することが可能であれば、是非北欧の四カ国をすべて制覇してほしいと思いますね。」
「はい。」

「フィヨルド観光についての注意点ですが、必ず分厚いコートを羽織っていくようにしないと、凍えて何もできなくなりますよ。」
「そうなんですか。」

「フィヨルドは相当寒いので、間違って軽装で行くと、寒くて観光どころではなくなってしまいますよ。」
「はい。」

「夏場は暑くなることもありますよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、ノルウェーを観光する際は、なるべく暖かい恰好をして観光するのが得策ですよ。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~西ノルウェーフィヨルド群-ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド~

「ノルウェーには、「西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」という世界遺産がありますよ。」
「はい。」

「ネーロイフィヨルドと言えば、ノルウェーのソグン・フィヨーラネ県アウルランドに位置するフィヨルドである。ソグネ・フィヨルドの支流であり、長さは20km、幅は250mである。2005年にネーロイ・フィヨルドは、西ノルウェーフィヨルド群ーガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドとして世界遺産に登録された。」

「ガイランゲルフィヨルドと言えば、ノルウェー南西部の峡湾である。ストールフィヨルドの支湾の一。同国屈指の観光地として知られる。2005年、「西ノルウェーフィヨルド群、ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。」

「2005年にユネスコの世界遺産に指定されましたよ。」
「はい。」

「この自然遺産は、世界でも極めて大きい規模のフィヨルドが広がっているスポットですよ。」
「そうなんですか。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「「フィヨルド(氷河による浸食の影響で形成された湾)」と耳にしただけで、ピンと来る方もいるかも知れませんね。」
「はい。」

「この場所は、ノルウェーで最も印象的な滝の絶景を公開している世界遺産として知られていますよ。」
「はい。」

「「テレビでフィヨルド見たことがある」という方も多いかと思われますね。」
「そうですね。」

「この場所は、北欧ならではの景観がどこまでも延々と続いている世界遺産ですよ。」
「はい。」

「キンと冷えるような空間の中でフィヨルドを眺める、自然観光の為に保護されていますよ。」
「はい。」

「西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドには、見学向きのポイントが数多く存在していますよ。」
「そうなんですか。」

「しかし、かなり寒いので、着込まないと凍傷になってしまいますよ。」
「はい。」

「その寒さも、尋常ではありませんよ。」
「そうなんだ。」

「人目をはばからずに頭にフードをすっぽり被ったり、カバンさえも防寒に使おうとしてしている人が出てくるようなエリアですよ。」
「はい。」

「どんな場合であっても、西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドへ行く場合は、念入りに厚着しておくのが鉄則ですよ。」
「わかりました。」

「大体の方は「絶対に寒いと思って、厚着用の服だけをカバンにつめこんだから大丈夫!」と、準備万端にしていると思われますよ。」
「はい。」

「実は、この国は夏に観光すると気温三十度を超える猛暑になったりもするスポットですよ。」
「そうなんですか。」

「夏場にこの世界遺産を観光される方は、うまく準備しないとコート姿で汗だくのまま観光することになってしまいますよ。」
「そうなんだ。」

「何かと注意するところの多い世界遺産ですよ。」
「はい。」

「「西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の世界遺産周辺を観光される際は、くれぐれも注意しましょう。」
「わかりました。」

「最近では、電力線の工事の関係で、世界遺産としての地位が危ぶまれている状況下にありますよ。」
「そうなんですか。」

「美しい世界遺産なので、危機遺産に登録されるような印象はまったくありませんよ。」
「はい。」

「しかし、いつ世界遺産としての登録を抹消されてもおかしくないのは確かですよ。」
「そうなんですか。」

「「なるべく世界遺産として認められている間に行きたい」という方は、自然環境が損なわれないうちに、観光しましょう。」
「はい。」

「ノルウェー観光の際は、ホッカイロなどを持って行くと非常に役立ちますよ。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~ブリッゲン~

「ノルウェーのソグネフィヨルドの近くに、世界遺産のノルウェーブリッゲン地区がありますよ。」
「はい。」

「ブリッゲン地区と言えば、ブリッゲンとは、ノルウェー王国ベルゲン旧市街の倉庫群である。ブリッゲン(日本語ではブリュッゲンとも表記)はノルウェー語で埠頭という意味で、ハンザ同盟時代ドイツ人街だった地区に、カラフルで奥行の深い木造倉庫がならんでいる。建物は伝統的な技法で修復されており、現在も商店やレストラン、ミュージアムとして使用されている。1979年に世界遺産として登録された。」

「ソグネフィヨルドと言えば、ノルウェー西部にあるフィヨルドである。ノルウェー最大のフィヨルドであり、グリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ世界で2番目に大きいフィヨルドである。入口はベルゲンから約72km北のソグン・オ・フィヨーラネ県にあり、内陸に203km離れた Skjolden の町辺りまで伸びている。」

「ブリッゲン地区の建物は、伝統的な工法で修復され、現在でも商店や博物館などで利用されていますよ。」
「はい。」

「その昔、重要なトレードセンターとして開発されたこの町は、15世紀まで遡って、町並みを楽しむことができますよ。」
「そうなんだ。」

「ソグネフィヨルド見学の後は、お土産などを買うために、ベルゲンの町を散策するのも良いかも知れませんね。」
「はい。」

「ベルゲンの町と言えば、ベルゲンは、ノルウェー西岸ヴェストラン地方ホルダラン県の都市および基礎自治体である。ノルウェーでは首都オスロに次ぐ規模の都市である。ベルゲンは伝統的にハーラル3世の子オーラヴ3世によって1070年に創建されたと考えられている。」

「それほど大きくない町ですよ。」
「はい。」

「徒歩でも十分見て回れますよ。」
「そうなんだ。」

「但し、一つ気をつけることがありますよ。」
「それは何ですか?」

「ベルゲンは、雨が多いそうですよ。」
「そうなんですか。」

「ベンゲルでの最初のお土産は、折り畳み傘になってしまうかも知れませんよ。」
「はい。」

「港町で色とりどりのかわいいお店が並んでいる所を歩いていると、ノルウェーブリッゲン地区に入っていきますよ。」
「はい。」

「気軽に徒歩で世界遺産を見学できるのは、疲れた体にはうれしいですね。」
「そうですね。」

「特に、ノルウェーは先にフィヨルドに行くと体力を使いますよ。」
「はい。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「ホテルに寝に帰るだけになってしまいますよ。」
「はい。」

「ベルゲンを拠点にするなら、ブリッゲン地区はのんびりお土産を探しながら散策するのに適していますよ。」
「わかりました。」

「ベルゲンからフィヨルドツアーもたくさん出ていますよ。」
「はい。」

「長く滞在しても、飽きることもないでしょう。」
「そうなんだ。」

「ブリッゲン地区では、仰々しい看板もありませんよ。」
「はい。」

「木造の家が並んでいて、あきらかに歪んでいる家、すごく細い路地、上を見上げると重量が書いてあったりして、ぞっとしたりもしますよ。」
「そうなんですか。」

「木造なので、火事などで焼失したり重量に耐えられず新しい木で支えにしている箇所もありますよ。」
「はい。」

「世界遺産といっても、家だけを保存しているのではありませんよ。」
「どういうことですか。」

「お土産屋さんや食べ物屋などを開いていますよ。」
「はい。」

「いつのまにか、世界遺産の中に踏み込んでいる感じですよ。」
「そうなんですか。」

「ノルウェーは、オスロの町が有名ですね。」
「そうですね。」

「オスロの町と言えば、ノルウェー王国の首都にして最大の都市である。王宮、行政、立法、司法などの機関が集まる。オスロ市はオスロ県と同じ範囲である。世界でも物価の高い都市のひとつである。」

「しかし、ベルゲンに滞在していると、とても気に入ってもっと泊まりたくなりますよ。」
「はい。」

「港には市場がありますよ。」
「はい。」

「キャビアが買えたり、お昼の食事も済ませられるので便利ですよ。」
「そうなんだ。」

「お土産にシャツを購入してみたらどうでしょうか。」
「はい。」

「日本で買うものと違って、二重になっていますよ。」
「そうなんだ。」

「ちょっとした上着替わりになるぐらい温かいですよ。」
「はい。」

「ノルウェーでお土産に迷ったら、洋服もおススメですよ。」
「はい。」

「ノルウェーで購入した洋服を着て、又ベルゲンの町に泊まり、ブリッゲン地区を散策するというプランを是非お試しください。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~アルタの岩絵~

「北欧の中でもノルウェーは、北極圏に近く、のんびりした国であるのが特徴ですよ。」
「はい。」

「観光旅行で行けば、おいしい魚がありますよ。」
「はい。」

「湖や森林等の自然が魅力的ですよ。」
「そうなんだ。」

「フィヨルドやオーロラを観光するのもいいでしょう。」
「わかりました。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「北部は5月から8月頃は、白夜という現象がありますよ。」
「はい。」

「これは一日中太陽が出ており、夏に行くのはいいかも知れませんよ。」
「そうですね。」

「その中で川で鮭釣り、湖ではマス釣り、海ではタラやニシンを釣るのを楽しむのがいいかも知れませんね。」
「はい。」

「しかし、ヨーロッパと離れた独特の街造りや文化も、必見ですよ。」
「はい。」

「中でも、ノルウェーのアルタの岩絵の魅力についてご紹介します。」
「お願いします。」

「アルタと言えば、ノルウェーのフィンマルク県にある基礎自治体である。行政の中心はアルタ町にある。この地域には前4200年から前500年にかけて描かれたアルタの岩絵があり、ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「こうした岩絵から、独特の歴史のルーツを学ぶことが出来ますよ。」
「そうなんですか。」

「アルタの岩絵とは、紀元前4000~500年頃に、狩猟民や漁民等の手によって描かれた岩面刻画で、極北美術の代表ですよ。」
「はい。」

「アルタの岩絵は、当時の人の記録なのでしょう。」
「そうなんだ。」

「なんと5000点以上も、発見されていますよ。」
「多いですね。」

「彼らの生活や文化を知るのに、大変役立っていますよ。」
「はい。」

「トナカイ、クマの絵、それらを取る人の絵が描かれていますよ。」
「はい。」

「そうした刻画の一部が、アルタ博物館に展示されていますよ。」
「そうなんだ。」

「アルタ博物館と言えば、アルタはヨーロッパ最北端ノールカップへの沿線に位置し、スカンジナビア半島を北上してきた観光客にとっては最後の休憩場所となっている。目的は世界遺産「アルタの岩絵」。岩絵は約3000個が数えられており、およそ6000年前から2500年前の間の石器時代後期に作られた先史時代の遺跡です。アルタ博物館は、建物は北欧らしい明るい白木造りで、ガラス張りの喫茶室からはフィヨルド全体が一望できる。屋根はおそらく地場産のスレートを用いている。」

「世界遺産のアルタ博物館は、北欧独特の建物で建てられていますよ。」
「はい。」

「この国やアルタの歴史に関する資料が多く展示されていますよ。」
「はい。」

「古代の話だけでなく、中世の話、そして第二次世界大戦のノルウェーのかかわりなど、様々なことが学べますよ。」
「そうなんですか。」

「この国の自然を満喫したら、ここで歴史や文化を知って、お土産などを買う事をおススメします。」
「わかりました。」

「それだけでなく、独特の文化と、食べ物や自然を満喫できるのが、ここへ旅行する楽しみですよ。」
「はい。」

「実際に北欧の歴史は、ヨーロッパ以上に独特で、話が尽きることはありませんよ。」
「はい。」

「ノルウェーにお越しの際には、アルタの岩絵にぜひ立ち寄ってください。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~ヴェーガ群島~

「ノルウェーは、フィヨルドを始め壮大な多くの自然美が未だ手つかずで残されていますよ。」
「はい。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「自然や文化的建築物など、数多くが世界遺産に登録されている国として有名ですよ。」
「そうなんだ。」

「ノルウェーは、年間を通して世界各地からこの世界遺産を見るために、観光客が訪れる大人気の国ですよ。」
「はい。」

「ノルウェー国内で登録されている世界遺産は、ウルネスの木造教会、ブリッゲン、レーロースの鉱山街とその周辺、アルタの岩絵、ヴェーガ群島、シュトルーヴェの測地弧、西ノルウェーフィヨルド群と、7つもの世界遺産がありますよ。」
「いろいろありますね。」

「シュトルーヴェと言えば、シュトルーヴェの測地弧は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群である。」

「ヴェーガ群島と言えば、ヴェーガはノルウェーのヌールラン県の都市である。地方自治体となったのは、1838年1月1日のことである。「ヴェーガ」は、ヴェーガ群島の6500の島々を含んでいると同時に、その中の主島の名前でもある。面積は163 平方km である。」

「アルタと言えば、ノルウェーのフィンマルク県にある基礎自治体である。行政の中心はアルタ町にある。この地域には前4200年から前500年にかけて描かれたアルタの岩絵があり、ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「レーロースと言えば、1838年1月1日に設立された自治体である。1926年に4つの自治体に分割されたが、1964年1月1日、再び4つの自治体が合併し現在に至っている。ソール・トロンデラーグ県に所属している。」

「ウルネスの木造教会と言えば、ノルウェーのソグン・オ・フィヨーラネ県にある。ノルウェー語でスターヴは、「垂直に立った支柱」のこと、キルケとは教会のことである。教会が建築されたのは、1130年前後と推測されている。ウルネスの教会建築は、キリスト教建築とヴァイキング建築が結びついた、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。」

「訪れている人を魅了していますよ。」
「はい。」

「日本からは、スカンジナビア航空を利用すると、直行で成田からノルウェーのエベネスまで飛行することができますよ。」
「それは便利ですね。」

「ノルウェーのエベネスと言えば、世界遺産のヴェーガ群島へはノルウェーのエベネスから北上し同じくノルウェーのブレンネイスンという都市に向かいます。エベネス空港は、北極圏だけあって滑走路がカチカチに凍っていて、おまけに短いため、ベテランのパイロットさんでないと着陸できないとか。」

「スカンジナビア航空と言えば、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーのスカンディナヴィア三国が共同で運航する航空会社で、スターアライアンスのメンバー。本社はストックホルム。」

「10時間30分程度で、ノルウェーの世界遺産観光に行くことが出来るので大変便利ですよ。」
「そうですね。」

「世界遺産のヴェーガ群島へは、ノルウェーのエベネスから北上し、ノルウェーのブレンネイスンという都市に向かいますよ。」
「はい。」

「ブレンネイスンからヴェーガ群島へは、高速フェリーが就航していますよ。」
「はい。」

「このフェリーに乗って、ヴェーガ群島へ行くことが出来ますよ。」
「そうなんだ。」

「あるいは、ブレンネイスンから車で15分程度の所にホーンと言う街がありますよ。」
「はい。」

「そこからカーフェリーが出ていますよ。」
「はい。」

「ホーンからも、ヴェーガ群島へ行くことが出来ますよ。」
「そうなんだ。」

「世界遺産のヴェーガ群島での宿泊は、海に突き出たヴェーガOpplevelsesferieという漁師の家をモチーフにしたコテージや、トーンホテルTorghattenというホテルに宿泊することが出来ますよ。」
「はい。」

「トーンホテルTorghattenと言えば、トーンホテルTorghattenは、Bronnoysund空港から100mの場所に位置しており、市内 中心部、空港から主要道路には、左サイドの近くにあります。ホテルは海の近くに位置しています。」

「ヴェーガOpplevelsesferieという漁師の家をモチーフにしたコテージと言えば、世界遺産のヴェーガ群島での宿泊は海に突き出たヴェーガOpplevelsesferieという漁師の家をモチーフにしたコテージやトーンホテルTorghattenというホテルに宿泊することが出来ます。」

「ヴェーガ群島にも、是非滞在してください。」
「わかりました。」

「2004年に世界遺産に登録されたノルウェーのヴェーガ群島は、ノルウェーのヌールラン県にある都市ですよ。」
「はい。」

「ノルウェーのヌールラン県と言えば、ノルウェーの県である。北はトロムス県、南はヌール・トロンデラーグ県。東はスウェーデンのノールボッテン県、南東は同じくスウェーデンのヴェステルボッテン県。西部は大西洋(ノルウェー海)に面する。県都はボードー。」

「ノルウェーが誇る世界遺産のヴェーガ群島は、6500もの島々からなっていますよ。」
「島が多いんですね。」

「ヴェーガ群島における人類の生活の痕跡は、1万年前も前からありますよ。」
「そんなに昔からですか?」

「ヴェーガ群島では、かなり昔から人々の営みが形成されていたことを示しますよ。」
「そうなんだ。」

「ノルウェー北部地域では、最古の人類の痕跡の1つがヴェーガ群島にありますよ。」
「はい。」

「ヴェーガ群島の主要な産業は、漁業と農業ですよ。」
「はい。」

「これは、このヴェーガ群島に人々が定着した1万年前から変わっていませんよ。」
「そうなんですか。」

「6500もの島があるヴェーガ群島の中でも、特にGladstadには市議会があり、ヴェーガ群島の商業的中心地になっていますよ。」
「はい。」

「Gladstadと言えば、Gladstadにはヴェーガ群島を紹介した博物館があります。世界遺産としてのヴェーガ群島やノルウェーの歴史に触れることも出来ます。」

「世界遺産のヴェーガ群島は、天然の港や農業に適した低地が広がっていますよ。」
「はい。」

「島でありながら、農業と漁業の双方が共に発展してきましたよ。」
「そうなんですか。」

「ヴェーガ群島に見られる海洋性の気候と、石灰岩の岩盤によってヴェーガ群島には、10種のランや210種にも及ぶ鳥類の生育・成育場となっていますよ。」
「はい。」

「2004年にノルウェーのヴェーガ群島が世界遺産に登録された理由は、こうですよ。」
「はい。」

「北極圏の直ぐ南に位置する厳しい環境の中で、ケワタガモの羽を取ることを中心産業としてきたヴェーガ群島の農業や漁業に関わる文化的景観が、1500年以上にわたり途絶えることなく一貫して継続してきたことが評価されましたよ。」
「そうなんだ。」

「ケワタガモと言えば、ケワタガモ(毛綿鴨)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。別名アカハナケワタガモ。「ケワタガモ」の名前の由来は、毛綿鴨の通り、良質の羽毛の採取対象とされてきたことによる。」

「そのまま、ヴェーガ群島の名称で世界遺産に登録されましたよ。」
「わかりました。」

「これまで、ノルウェーのヴェーガ群島は、観光スポットとしてはあまり注目されていませんでしたね。」
「そうなんですか。」

「2004年に世界遺産に登録された事によって、ノルウェーそしてヴェーガ群島に来島する観光客は増加傾向にありますよ。」
「そうなんだ。」

「厳しいヴェーガ群島での人々の生活や島々に残された多くの自然を一目見ようと、ヴェーガ群島の人気は、今やノルウェーの他の観光地と同様に高くなって来ていますよ。」
「はい。」

「ヴェーガ群島の人類定住の証拠は、10500年前に描かれたとされる岩絵によって明らかにされていますよ。」
「はい。」

「この岩絵には、スティックを持ってスキーをする人が描写されていますよ。」
「そうなんですか。」

「すでにノルウェーそしてヴェーガ群島では、この時代にスキーが用いられたことの証拠であるとされていますよ。」
「そうなんだ。」

「ヴェーガ群島では、バードウォッチングや、ランを始めヴェーガ群島固有の植物を見て楽しむことが出来ますよ。」
「はい。」

「世界遺産のヴェーガ群島では、石器時代の洞窟を見学することも出来ますよ。」
「はい。」

「ハイキングやサイクリングに行くと、ヴェーガ群島の独特な雰囲気と自然に触れあうことが出来ますよ。」
「そうなんですか。」

「世界遺産としてのヴェーガ群島の素晴らしさを、認識されることでしょう。」
「そうなんだ。」

「Gladstadには、ヴェーガ群島を紹介した博物館がありますよ。」
「はい。」

「世界遺産としてのヴェーガ群島やノルウェーの歴史に触れることも出来ますよ。」
「そうなんだ。」

「他にも、ヴェーガ群島では、ヴェーガ教会や遺跡を見学することも出来ますよ。」
「はい。」

「時間にゆとりのある方は、ボートをレンタルしてヴェーガ群島周囲の海岸線を見て回ることが出来ますよ。」
「はい。」

「釣りが好きな方は、ヴェーガ群島周辺で釣りを楽しむことも出来ますよ。」
「はい。」

「ヴェーガ群島内にある川や湖は、地元の人に人気のある釣りスポットとなっていますよ。」
「そうなんだ。」

「気軽に釣りを楽しめますよ。」
「はい。」

「ガイド付きでヴェーガ群島の周遊や釣りが楽しめますよ。」
「はい。」

「アウトドアが好きな方は、ボートをレンタルして是非ヴェーガ群島を堪能してくださいね。」
「わかりました。」

「ボートによって、海から世界遺産のヴェーガ群島を楽しんでみるのも良いでしょう。」
「そうですね。」

「ヴェーガ群島周辺の荒々しい光景や風景を見学することや、そこで今なお生活している人々を見ると、自然や人間のたくましさや人間の根本を改めて感じさせてくれますね。」
「はい。」

「ノルウェーと言うと、フィヨルド観光などが有名で、様々なツアーもあり便利ですよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、ノルウェーを訪問された際には、せっかくの機会ですので、世界遺産に登録されたヴェーガ群島にも足を運んで見てはいかがでしょう。」
「わかりました。」

「ノルウェーのヴェーガ群島で、きっと新たな発見や人生観が芽生えるはずですよ。」
「そうですね。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~ウルネスの木造教会~

「ノルウェーにあるウルネスの木造教会が、世界遺産に登録されたのは1979年ですね。」
「はい。」

「ウルネスの木造教会と言えば、ノルウェーのソグン・オ・フィヨーラネ県にある。ノルウェー語でスターヴは、「垂直に立った支柱」のこと、キルケとは教会のことである。教会が建築されたのは、1130年前後と推測されている。ウルネスの教会建築は、キリスト教建築とヴァイキング建築が結びついた、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。」

「世界遺産に登録されている有名な教会で、建てられたのは1130年頃とされていますよ。」
「はい。」

「この地方ならではの建築法で造られた木造教会ですよ。」
「どんな教会ですか?」

「木造というのも、あまり聞いたことがありませんね。」
「そうなんですか。」

「しかし、当時としては、よく建てられていましたよ。」
「はい。」

「多い時は1000棟近くあったとされていますよ。」
「はい。」

「その中で、現在でもその形を残し一番古く、状態も良いのがウルネスの木造教会ですね。」
「そうなんだ。」

「小高い丘の上に立っていてその美しい姿から、スターヴヒルケの女王と呼ばれていますよ。」
「そうなんですか。」

「スターヴヒルケの女王と言えば、ウルネスの木造教会 Urnes Stave Churchは、世界最古の木造教会である。12世紀の建造。その美しさから「スターヴヒルケの女王」と称えられる。ヴァイキングの建築技術を用いた「スターヴヒルケ」と呼ばれる教会は約1200棟造られ、うち28棟が現存している。」

「建築技法が独特な、キリスト教の聖堂として注目されましたよ。」
「はい。」

「その造りは、バイキング船の技術が使われていますよ。」
「そうなんですか。」

「屋根は急角度になっており、雪が落ちやすい構造になっていますよ。」
「はい。」

「雪が多い地方では、このような急勾配の屋根が目立ちますよ。」
「はい。」

「ノルウェーでも、当時から雪を考えた構造の建物があったことがわかりますね。」
「そうですね。」

「雪国に住んでいる人には、親しみがわくような話ですね。」
「はい。」

「その外観も、とても独特で面白いデザインをしていますよ。」
「はい。」

「ヨーロッパ風というよりも、アジア的な雰囲気も感じられますよ。」
「そうなんですか。」

「ある意味、ヨーロッパとアジアが融合したような感じさえしますよ。」
「はい。」

「バイキングも、長い航海でいろいろな国を見て回ったのでしょう。」
「そうですね。」

「もしかしたら、その国の文化を合わせた建物になったのかも知れませんね。」
「はい。」

「歴史が長いと、そのようなロマンや夢も想像できますよ。」
「はい。」

「建築方法も独特ですよ。」
「そうなんですか。」

「木造にもかかわらず、一本も釘が使われていませんよ。」
「本当ですか?」

「木の組み合わせによって、造られていますよ。」
「はい。」

「これがバイキングの技術が使われていた証になりますよ。」
「そうなんだ。」

「バイキングの船のように丈夫に建てられたおかげで、千年経った現在でもその形を残していると思うと、感慨深いですね。」
「はい。」

「歴史的にも価値あるものとされて、世界遺産に登録されましたよ。」
「そうなんだ。」

「ウルネスの木造教会が立っているのは、ノルウェー南西部のソグン・オ・フィヨーラネですよ。」
「はい。」

「ノルウェー南西部のソグン・オ・フィヨーラネと言えば、ノルウェー南西部のソグン・オ・フィヨーラネ県には、ノルウェー最大のフィヨルドであるソグネフィヨルドがあり、渓谷の村ラールダールはフィヨルドクルーズ船やフェリーの発着場がある。」

「訪れるのには、バスを乗り継いだり時間が掛かりますよ。」
「はい。」

「それだけ苦労しても、見たい世界遺産ということでしょう。」
「そうなんだ。」

「ノルウェーと言えば、美しいフィヨルドですね。」
「はい。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「この木造教会は、フィヨルドを望むことができる高さの崖の上にありますよ。」
「はい。」

「行くのは不便ですが、美しい景色を眺めることができますよ。」
「いいですね。」

「北欧の文化や魅力が溢れる場所ですよ。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~シュトルーヴェの測地弧~

「ノルウェーと言えば、何を思い浮かべますか?」
「フィヨルドですかね。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「氷に閉ざされたフィヨルドの連なる山々でしょうか?」
「そうですね。」

「それとも、数か月間に渡って太陽が沈まない白夜の夏でしょうか?」
「それもありますね。」

「それとも、幻想的なオーロラの美しさでしょうか?」
「そうですね。」

「ノルウェーには、今や観光名所の一端を担う7つの世界遺産がありますよ。」
「そんなにあるのですか?」

「そのうちの1つとして、シュトルーヴェの測地弧がありますよ。」
「はい。」

「シュトルーヴェと言えば、シュトルーヴェの測地弧は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群である。」

「これは、ヨーロッパで初の大規模な科学的調査が行われたことを示すものですよ。」
「そうなんですか。」

「ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドバの10か国にまたがる正確な子午線の長さを測るために実施されましたよ。」
「はい。」

「調査は、1816年から1852年にかけて ドルパト大学天文学教授兼同天文台長であったドイツ系ロシア人のフリードリヒ・ゲオルグ・ヴィルヘルム・シュトルーヴェの指揮の下で行なわれましたよ。」
「はい。」

「ドイツ系ロシア人のフリードリヒ・ゲオルグ・ヴィルヘルム・シュトルーヴェと言えば、ドイツ系ロシア人の天文学者である。シュトルーベ家は4代に渡ってロシア、ドイツ、アメリカ合衆国で活躍した天文学者を輩出した。」

「ドルパト大学と言えば、エストニアの古都タルトゥは、古くはハンザ同盟に加盟し、交易の要所として栄えた。17世紀にスウェーデン王によってアカデミア・グスタフィアーナとして創立されたタルトゥ大学(ドイツ語名ドルパト大学)がある。」

「調査した子午線の長さが、非常に正確ですよ。」
「そうなんだ。」

「同時に、異なる国々の天文学者が協同で作業を行って、地球科学史上の発展のための重要なステップを成し遂げましたよ。」
「はい。」

「測地学史上、重要な功績と言われていますよ。」
「はい。」

「測地学と言えば、地球に固定した座標系を仮定し、その座標系を用いて、地球上の任意の点の位置を決定する方法、精度、その背景にある地球力学的な諸問題を扱う分野を言う。」

「その功績と、その後の測地学に大きな功績と影響をもたらしたことが評価されましたよ。」
「そうなんだ。」

「調査当時に設置された265か所の測量点のうち34か所が、2005年にユネスコの世界遺産として登録されましたよ。」
「はい。」

「10か国にまたがって、世界遺産登録がなされるのは、非常に珍しい例ですよ。」
「そうですね。」

「世界遺産に登録されたのは、ノルウェーの4ポイント、スウェーデンの4ポイント、フィンランドの6ポイント、ロシアの1ポイント、エストニアの3ポイント、ラトビアの2ポイント、リトアニアの3ポイント、ベラルーシの5ポイント、ウクライナの4ポイント、モルドバの1ポイントですよ。」
「多いですね。」

「ノルウェーの4ポイントは、当時のハンメルフェスト・アルタ・カウトケイノにある2ポイントですよ。」
「はい。」

「カウトケイノと言えば、ノルウェーのフィンマルク県にあるコミューネ(基礎自治体)である。行政の中心地はゴヴダゲアイドヌー/カウトケイノ村。1851年にキストラン(現在のポルサンゲル)から分かれた。」

「ハンメルフェストと言えば、ノルウェー北部にある世界最北の町の一つである。人口約10000人。ノルウェー北部ノールカップ岬の南西100km、クバレイ島西岸に位置している。」

「ハンメルフェストの町はノルウェー北部にあり、世界最北の町としても知られる海の綺麗な町ですよ。」
「そうなんだ。」

「メキシコ湾海流という暖流が流れていますよ。」
「そうなんですか。」

「メキシコ湾海流と言えば、北大西洋の亜熱帯ん循環の西端に形成される狭く強い海流で、黒潮と並ぶ世界最大の海流である。単に湾流、またはカタカナでガルフストリームとも記される。」

「そのため、最北の町でありながら、海が凍ることがありませんよ。」
「本当ですか?」

「白夜を体験するために、多くの観光客が訪れる町でもありますよ。」
「はい。」

「シュトルーヴェの測地弧の世界遺産として登録されたポイントには、石などに十字形に刻印が押されるだけのシンプルなもの、ケルンと呼ばれる石造りの構造物、もしくは、ポイントと測地弧を記念するために特別に建立された記念碑がありますよ。」
「はい。」

「ケルンと呼ばれる石造りの構造物と言えば、シュトルーヴェの測地弧の世界遺産として登録されたポイントには、石などに十字形に刻印が押されるだけのシンプルなもの、ケルンと呼ばれる石造りの構造物、もしくは、ポイントと測地弧を記念するために特別に建立された記念碑があります。」

「ハンメルフェストには、ここが世界遺産のシュトルーヴェの測地弧であることを示す立派な記念塔が建っていますよ。」
「そうなんだ。」

「観光客の立ち寄りスポットとなっていますよ。」
「はい。」

「アルタはフィヨルドの沿岸部にある町で、同じく世界遺産に認定されているアルタの岩絵がありますよ。」
「はい。」

「アルタと言えば、ノルウェーのフィンマルク県にある基礎自治体である。行政の中心はアルタ町にある。この地域には前4200年から前500年にかけて描かれたアルタの岩絵があり、ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「カウトケイノは、ノルウェーらしいトナカイの放牧が営まれていますよ。」
「そうなんだ。」

「映画や演劇の町としても知られていますよ。」
「はい。」

「ノルウェーの幻想的な自然と、科学的な意義のある世界遺産シュトルーヴェの測地弧を見に出かけてみませんか。」
「わかりました。」





ノルウェーの世界遺産と北欧の自然~レーロース鉱山都市とその周辺~

「ノルウェーは、北欧の王国ですね。」
「はい。」

「伝統的な氷河の地形であるフィヨルドがあり、寒い地域としてイメージされますね。」
「そうですね。」

「フィヨルドと言えば、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のことである。ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。」

「ノルウェー西海岸にあるガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは、世界遺産の自然遺産にも登録されていますよ。」
「はい。」

「ネーロイフィヨルドと言えば、ノルウェーのソグン・フィヨーラネ県アウルランドに位置するフィヨルドである。ソグネ・フィヨルドの支流であり、長さは20km、幅は250mである。2005年にネーロイ・フィヨルドは、西ノルウェーフィヨルド群ーガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドとして世界遺産に登録された。」

「ガイランゲルフィヨルドと言えば、ノルウェー南西部の峡湾である。ストールフィヨルドの支湾の一。同国屈指の観光地として知られる。2005年、「西ノルウェーフィヨルド群、ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。」

「現在、ノルウェーには7つの世界遺産がありますよ。」
「そうなんだ。」

「その中の1つに、「レーロースの鉱山街とその周辺」という文化遺産がありますよ。」
「はい。」

「レーロースと言えば、1838年1月1日に設立された自治体である。1926年に4つの自治体に分割されたが、1964年1月1日、再び4つの自治体が合併し現在に至っている。ソール・トロンデラーグ県に所属している。」

「元々は、1980年に「レーロース鉱山都市」として世界遺産に登録されていましたよ。」
「はい。」

「対象地域が拡大されて、2010年に「レーロースの鉱山街とその周辺」が世界遺産になりましたよ。」
「そうなんだ。」

「既に、鉱山は閉山していますよ。」
「はい。」

「しかし、鉱山の街として栄えた都市と、その歴史や文化を繋ぐ周辺地域が、将来にわたり世代を越えて受け継ぎたい財産として評価されましたよ。」
「はい。」

「レーロースの鉱山は、1644年に鉱山が開かれましたよ。」
「そうなんだ。」

「そして、1977年に閉山するまで、330年以上の長きに渡り操業が続いていましたよ。」
「はい。」

「最初の世界遺産登録は、閉山からわずか3年後に行われましたよ。」
「そうなんだ。」

「鉱山都市としての保存価値は、極めて高かったと言えますね。」
「はい。」

「レーロースの街は、銅採掘に用いる動力の供給源であったヒッテレルヴァ川の流域に発達してきましたよ。」
「はい。」

「ヒッテレルヴァ川と言えば、レーロースの街は、銅採掘に用いる動力の供給源であったヒッテレルヴァ川の流域に発達していきました。」

「1678年と1679年には、連続して二度の大火が襲い、街の大半が焼ける惨事となりましたよ。」
「そうなんですか。」

「当時あったルネッサンス様式の市街路は、街の復興にあたってよみがえりましたよ。」
「はい。」

「真四角な格子状の伝統ある道が、再建され受け継がれていますよ。」
「はい。」

「レーロースの街は、鉱山と鉱業だけでなく、農業との二大産業によって成り立っていましたよ。」
「そうなんですか。」

「そのため、レーロースの街の発展の流れは、なだらかなのどかさが感じとれますよ。」
「はい。」

「鉱業の発展によって急激な進化を遂げるのではなく、比較的ゆっくりと成長を遂げてきましたよ。」
「そうなんだ。」

「そのため、街の建物の様子も時代時代の建築の営みが、時系列に続くようですよ。」
「はい。」

「1700年代から3世紀に渡って続いた今日までの発達の様子を物語っているかのようですね。」
「はい。」

「ノルウェーにある「レーロースの鉱山街とその周辺」を訪れるには、ノルウェーの中部沿岸にあるトロンヘイムの駅から、列車で2時間ほどかけてレーロース駅まで向かいますよ。」
「はい。」

「レーロース駅と言えば、ノルウェーにある「レーロースの鉱山街とその周辺」を訪れるには、ノルウェーの中部沿岸にあるトロンヘイムの駅から、列車で2時間ほどかけてレーロース駅まで向かいます。」

「トロンヘイムの駅と言えば、トロンヘイム(トロンハイム)駅は、ノルウェー国鉄ヌールラン線にあります。」

「ノルウェーの寒さは厳しいですよ。」
「そうですね。」

「冬にもなれば、レーロースでも川の水が全て凍るほどの寒さですよ。」
「そうなんだ。」

「レーロースの絵に描いたような可愛く小さな駅の前には、観光案内所がありますよ。」
「はい。」

「世界遺産「レーロースの鉱山街とその周辺」を訪れるためのルートマップを確認することができますよ。」
「はい。」

「街の中心部には美しい教会がありますよ。」
「そうなんですか。」

「整備された街並みや歴史を感じさせる、新旧の建物が建ち並びますよ。」
「はい。」

「そして、大きな煙突がある、いかにも鉱山の街らしい建物に行きあたりますよ。」
「はい。」

「ここは、かつて精錬所として使われていた建物ですね。」
「そうなんだ。」

「今では、世界遺産「レーロースの鉱山街とその周辺」の歴史や文化を垣間見ることのできる博物館になっていますよ。」
「はい。」

「博物館のミュージアムショップでは、銅の鉱石や銅の地金といった洒落たお土産を入手することができますよ。」
「わかりました。」

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